一年ぶりにまたこのシーズンがやってきました、デカ尾長を釣りにいく尾長チャレンジです。場所は夢とロマンがある白瀬灯台。平日予約なのに10名以上の釣り客がいて、ほぼ全員が白瀬灯台を希望と常連の尾長ハンターばかりが揃っています。
白瀬灯台に着くと本命の「4番」は、やはり人気の磯で連日人が上がっている様子。どこに上がるかで悩んでいる間に、次々とみんなが降りていき、最後の2組まで残ってしまいました。他のお客さんと「東のカド」をかけてジャンケンとなりましたが、負けてしまい残ったのは、「デベソ」か「トウフ」となりました。
去年はトウフに上がって口太ばかりだったので、今回はやはり尾長チャレンジができる水道側の「デベソ」を選択。久々に夜釣りをしましたが、釣れるのはリリースサイズのイサキばかりで、そうこうしている内に夜が明けてきました。
潮はゆっくりと右に動いているので、仕掛けをゆっくりと落としていく感じで入れていきますが、生体反応がありません。大分深いタナでイサキがヒットし、その後イサキが浮き出したのか、イサキのみが連発するようになります。夜のイサキよりは良型だったのでキープ。
潮が安定せず、底潮が動かなくなり魚の反応が悪くなったなあと思っていたら強烈なアタリが!竿を叩くような引きに、仕掛けが真っ直ぐ立っていたときにヒットしたので、まさかと思ったら…巨大なバリ、白瀬でバリとは…
ケンちゃんは本命の尾長をゲットしていましたが、サイズが物足りない感じ。白瀬サイズの尾長を釣りたいところですが、まだ自分にはイサキしか掛からず2枚目のバリが釣れてしまい、段々と嫌な雰囲気が漂ってきました。
すべてはジャンケンに負けたからだと完全に場所のせいにしていたら、マキエに群がる魚影が見え始めました。そして、その中に巨大な尾長らしき魚影も!テンションが上がりマキエにしっかり同調させながら仕掛けを落とし込んでいきますが、これがなかなか喰ってくれません。何度も何度も合わせてみますが、喰ってくるのはなぜかイサキ… それでも何とかガン玉とハリだけの調整で喰わせることができたのは良型の口太でした。
下げ潮になると流れは反対になり、何となく釣りやすい状態と釣れそうな雰囲気に。マキエに群がる魚影は減りましたが、ずっと仕掛けを流していたケンちゃんにようやく待望の40センチオーバーのマッスル尾長がヒット。
そして、流れの中に仕掛けが入りすぎないように沈め全誘導で貼り気味にアタリを待っていたら、ドラグから糸を引っ張っていく強烈なアタリが!あまり手前に突っ込んでこなかったので、焦らずゆっくりとやり取りしケンちゃんに玉網ですくってもらったのが…
やりました!50センチオーバーの尾長グレです!(まるきん検量:51センチ・2.07キロ)その後、潮が止まりゴミやら巨大クラゲやらが発生し、釣りにならない状態になったので終了となりました。今回クロは数枚だけの釣果となってしまいましたが、釣るのが難しいからこそ、色々と考えながら楽しむことができた釣行でした。
尾長グレを熟成
尾長グレの皮下脂肪と内臓脂肪のコンディションが最高でしたので、究極の血抜きをして3日間熟成させてみました。
3日もすれば、脂が身にまわり旨味が凝縮されるので、最高の身質に仕上がります。
身がきれいなので、刺身に盛ると美しい。どの魚種でも究極の血抜きと熟成はできますが、自分はクロで最高10日間熟成させた刺身を食べたことがあります。
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