朝から強風とウネリで出港が遅れ、船底を叩きながら進むこと約3時間…。たどり着いたのは巨大青物の生息地「七里ヶ曽根」。ウネリは残ってますが、何とか釣りはできそうです。
電動ジギングは初めてですが、しゃくる動作が結構しんどいです。深さが100メートル以上あるので、軽くしゃくってたら230グラムのメタルジグはほとんど動いていない様子。30メートルほど巻いて落としてを繰り返すと2~3回ほどですぐに腕に乳酸が溜まり出します。
そんなことを繰り返し1時間ほど経ちましたがブリの反応はなし。少し移動して再度メタルジグを投入、船は揺れるし腕は痛いし、こんなことを一日続けるのかと思っていたら自分の竿にファーストヒット!5キロぐらいのヤズでしたが、一気に船上は盛り上がり全員にやる気スイッチが入ります。
他の竿にも次々とアタリ出し、全員ヒットする頃には入れ食いモードに突入。おにぎり食べながらでもメタルジグを食わせるおにぎり釣法。しかし、こんな余裕もすぐになくなります。
そうです、変なおじさん達は体力がありません。一本釣っては休憩、また釣っては休憩を繰り返すので手返しが悪いのです。それでも生簀は大量で、船(6名)で50本以上の釣果はあったと思います。他の船では130本とかいう情報もありましたが…
結局、ブリは最大でも7キロぐらいまででしたが、ブリの口が引きちぎれるぐらいドラグガチガチで強引に巻いていたので、実際にブチっという感触とともにバラすような魚もいたりして、多分そういう魚が10キロぐらいあったんじゃないかなあと思ったりしています。
余談ですが、たまたま「かぼすブリ」を頂く機会があり、6キロぐらいのを捌いたのですが、同じ魚種とは思えないほど美味しかったです。血合いの方までしっかりと脂がのっていて皮が脂で引きにくかったりと、とにかく脂の乗り方がエグいです。食べるならブリは養殖ですね。
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