今週は磯釣りの大会などが重なり、五島列島は釣り客が多い感じ。えびす丸さんに1週間前に予約するもすでに満員状態。何とか乗ることはできましたが、古志岐三礁は空いてなさそう。というとで、3名ということもあり黒母瀬(マナイタ)に上がることになりました。
朝マズメから35センチほどの良型クチブトをヒットさせるも、徐々にサイズダウン。エサ取りのアブッテカモやコッパが湧き出し、交わすことができず苦戦。なんとかクロを掛けてもほとんどがリリースサイズで、4枚に1枚ぐらいの割合でギリギリのキーパーサイズという五島列島らしくないサイズが続きます。
そういう状況の中ケンちゃんがヒット、強烈に引いているようですがクロではなさそう。青物か真鯛を期待しましたが、浮いてきたのは巨大イスズミと一番ダメダメなパターン。
ナブラが湧いてましたがルアーには反応なし。こうなってくるとできる釣りはブラクリでしょうか、ケンちゃん達はアカハタやアラカブなど根魚狙いを始めました。
釣れない時は飲んだり食ったりが止まりません、食料を探して亀の手(カメノテ)を発見。見た目のグロさから食べたいと思ったことがなかったのですが、いい機会なので塩茹でしてみることにしました。
剥いてみるとやっぱりグロいです。匂いは磯の香り、味は… 想像していたより結構うまいです。食感は貝のようですが、味はイカに近い感じでしょうか、好きな人がハマる気持ちが分かりました。しかし、それ以上手が出ず、見た目って大事ですね。
潮が変わるとエサ取りの中にイスズミが見えるようになりました。ケンちゃんが釣ったイスズミを三枚におろしてみます、初めて捌いてみましたが身はキレイで弾力もあり美味しそうな感じですね。食べませんけど…
そしてこの切り身をメタルジグの針に引っ掛けてぶん投げると、根魚がヒット!大きく竿が曲がります、これは大きそう!
玉網ですくったのは、この日最大の魚となった40センチに迫る高級魚アカハタでした。イスズミの切り身が良かったのでしょうか、これにはみんなでビックリ。その後も切り身で連発させていました。
自分は最後までフカセでクロを狙っていましたが結局キーパーサイズは出ず、このハイシーズンにかなり辛い釣果となってしまいました。港に着いてからのクーラーはどれも重量感があり、やはり皆さん好釣果でした。やっぱり古志岐三礁のポテンシャルは凄いですね。
アカハタとクロを熟成させてみた
いつも釣った魚は大体、2,3日寝かせた方が美味いと感じているのですが、今回はさらに寝かせて5日後に刺身で食べてみました。大事にじっくりと熟成させたアカハタは、身がモチモチとして美味しそうな色に仕上がっています。脂ものって食感もしっかりと残っていたので、かなりの激ウマでした。
クロも寝かせる前から、脂がしっかりとのり身が厚めの状態の良いのを選んで大事に熟成させたので、これもまた激ウマでした。まだまだ熟成期間は伸ばせそうなので、次回は1週間~10日ぐらいの熟成を試してみたいと思います。
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