悪天候による中止や用事が重なり約2ヶ月ぶりの釣行となってしまいました。桜も開花しチヌのシーズン到来ですが、寒グロを楽しめないまま終わっていたので、今回は卵と白子で腹パンになったクロを狙いに古志岐三礁へ釣行です。
毎週のことですが、週末からのシケで当日はかなりウネリが残りそうな感じです。釣客は20名ほどいましたが、レジェンド・カワノさん達と一緒にスベリへ上がることができました。
船付けから歩いていつもの釣座へ様子を見に行きますが、ウネリが酷く今回はとても降りられる状況じゃなさそうです。
レジェンド・カワノさんはロープを巧みに使いホゲへ移動しています。クレイジーすぎて自分には真似できません。
仕方なくいつもケンちゃんが竿を出している場所に狭いですがお邪魔して釣りを始めましたが、2投する間に頭から波を2回浴びたので、寒さと強風に気持ちが折れてしまい、すぐに上に避難。しばらく考えましたが無理と判断し、また来た道をもどりました。今回は普段はやらない船付けのポイントで竿出しするしかなさそうです。
分かってはいましたが上げ潮は激流で釣りにはなりません。他に行く場所もないので何とかしてこの川のような潮を攻略するしかありません。湧きグロは至る所にたくさんいるのですが、もちろんそう簡単に狙えるような場所にいません。しばらく観察しているとホゲから戻ってきたレジェンド・カワノさんの足元に湧きグロか見え始めます。激流の中でなるべく仕掛けを止めておくために00のウキに2Bのガン玉をチモトに打ち、沈みすぎないように引っ張りながら仕掛けをカワノさんの足元まで入れていくと玉網サイズのクロがヒット。その後も連発とはいきませんがキーパーサイズを追加しました。
10枚ほどキープできたところでケンちゃんの様子を見に行くと、波をかぶりながらも良型を数枚キープしていました。ウネリが落ち着いたら戻って来ようと思っていましたが、これを見て完全に諦めました。
下げ潮になるとウネリは更に酷くなったようで、さすがにケンちゃんも心が折れて戻ってきましたが、何と51センチの丸々太った口太を仕留めていました!頭から何度も波をかぶりながらも粘った甲斐があったようです。
船付け側は下げ潮がチャンスになりますが潮が安定せず、サラシ、湧潮、当て潮などで海中が洗濯機のようになり、仕掛けがうまく馴染めません。軽い仕掛けに戻しポツポツとはヒットしましたが、ちょうど20枚になったところでまた激流になり風もまた強くなったところで終了となりました。
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