天気は良いが前日からのウネリが残っているだろうという予報のなか、いつものえびす丸さんで古志岐三礁を目指しました。到着すると予報どおりウネリが激しく上がれる場所がなかなか見つかりません。そうこうしていると突然、船内にある何かのホースが外れて吹き出したオイルで床が油まみれ状態になるというハプニングが発生!
船長は何が起こっているのか最初は気づいておらず、しばらくすると船の舵が効かなくなり、そこでやっと舵を操作する油圧の油が抜けていたということが判明し、電話で救援を頼むことに…
一旦、宇久島の港に寄って応急処置の修理が行われ、その間みんなは朝ごはん食べたり釣りの話をしたりとまったりとした時間を過ごします。修理も終わり、風もウネリも大分収まってきた頃に再び古志岐三礁を目指して出港。
一人なら何とか上がれそうだった「ロープ下」にはケンちゃんが一人で上がり、自分は「スベリ」か「東の船付け」かという選択でしたが、スベリは明らかにかぶっているように見えたのと、以前ずぶ濡れになった経験もあるので、下げ潮のことも考慮して「東の船付け」を選択しました。
出港から約4時間、ようやく磯に上がれたのはいいのですが、ウネリは収まっておらず、なかなかまともに釣りができません。潮はほとんど動いておらず、エサ取り(アブッテカモ)が湧いていてエサ取りの中にクロも見えすが型が小さい。
浅くしても深くしても型は変わらず。ウネリが収まるタイミングを見計らいながらの釣りになりましたが、足の裏サイズのクロが遊んでくれました。
下げ潮に変わっても特に変化なく、ウネリも収まる様子がありません。先端で良い潮が流れていたのですが、油断して釣っているとバッカンごと流されそうになりました。
結局最後まで型が出ることはなく、寒グロらしい釣果とはなりませんでしたが、早朝のトラブルから考えると何とか釣りができただけでもOKとしときます。
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